mitate magazine



未来のこと ...


Paris の北部、とある郊外 ...
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Paris の中でも、犯罪率が極めて高く最も治安の悪いエリアの一つといわれている
とある街、よほどの事情がない限りは普段あまり足を踏み入れないエリア。

その街の場末にある寂れた食堂で食事をしていたときのこと。
一人のジプシ-の老婆がよたよたよたっと食堂に入って来る。
腰まで掛かる白髪混じりの長い黒髪、カラフルなアクセサリ-を身に纏い
足首までもを隠してしまいそうな長い丈のスカ-ト。
射るようなその強い眼差しがとても印象的だ。

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老婆は不敵な面立ちでそろりそろりとこちらにやって来る。
そして不意に立ち止ると、私の目をじっと静かに覗き込み
その強い視線を逸らすこともなく静かにこう言い放った。

老婆:「わたしには  見えるわ!! 
       あなたの未来、それを知りたいの?」

私: 「 ....????
       いいえ、結構です!!」

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元来、占いの類いのものなどをそれほど信じてはいないのできっぱりと断ったのだけれど
一体、彼女にはどんな姿が見えたというのだろう?

この手のものって、ジプシ-の女性の古典的な商いの一つであることは重々承知なの
だけれど、老婆の去り際の一言がなんとなく気に掛かっているこの頃 ...。

う~む、おかしなタイミングで心中掻き乱してくれるわねぇ。
こんな曲 がいま頭の中をぐるぐるぐるぐる駆け巡ってます 。。。。
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by mitatejapon | 2010-04-19 10:54 | パリ スケッチ | Comments(6)
Commented by gori_rin at 2010-04-19 23:27
ハハハ~それは、かなり気になりますね(笑)
どれどれ、代わりに見てあげましょう。

ぐるぐる、ぐるぐる、フムフム、フムフム、フ~ム。 
見えてきましたよ~。

あら! ミタテさん、その足元ステキですねぇ♪
あらら、春風も吹き抜けてますよ。
Commented by moccosan at 2010-04-20 00:53
小説に出てくるみたいなワンシーンですね。
聞かなくって正解なのでしょうね~聞いたらお金の請求もあるのでしょうね。
ちょっと前に作品の展示をしていた時 黒い服で片腕がひじまで
数珠を何連もした女性が入ってきて、「うっ!苦しい・・・・・この絵から
はお寺とかでしか感じないものを感じる~うっ」と立ち去られたことがあって・・・・・心をかき乱されながらも可笑しかったのを思い出しました。
 
Commented by mitatejapon at 2010-04-20 12:05
gori_rinさん。

こんにちは、gori_rinさん。
ですよねぇ、とっても気になってしまうでしょ...。

ほおっ、mitateの足元、春満開ですか?
そして春風さんも吹き抜けていらっしゃる、と。
嬉しいですねぇ、そういうことを仰っていただけますと。
よしっ、火山灰なんかに負けずに今日も一日頑張るぞ!!(笑い)

gori_rinさんも素敵な一日を!! いつもmerciです。
Commented by mitatejapon at 2010-04-20 12:11
moccoさん。

こんにちは、moccoさん。
そうですねぇ、とってもドラマティックなひとときで、その場の注目の的になってしまいました。(笑い)

moccoさんの展覧会会場でもそういう出来事があったのですねぇ。うんうん、心の中はとっても掻き乱されてしまいますよね、こういう一言って。どちらの国でもいろいろな方がいらっしゃいますねぇ、本当に。うふふ
Commented by ぽんぽこりん at 2010-04-26 23:56 x
mitatejaponさん こんばんは
この記事に出てくる老婆のお話をお聞きして、我家がドイツを旅した時の事を思い出しました。
鉄道で移動中だった私達は、乗り換えの駅で路線図を見ながら次に乗る路線を確かめていた時に、ひとりの老婆が声を掛けてきました。
その老婆は、まるで絵本から抜け出してきた魔法使いのお婆さんといった服装と顔つきをしていました。
私達の行く先の駅を確認すると、「こっちにおいで」と私達を乗り換える路線へと案内してくれ、一緒にその路線の電車に乗ったのですが、私達が行こうとしている駅の手前で降りたのです。
私はその駅よりも先に目的地があるのが分かりましたのでそのまま電車に乗っていると、電車を降りた老婆が慌てて乗ってきて、
「何で降りないの!」とすごい剣幕で捲し立てたのですが、私は無視しました。すると文句を言いながら電車を降りて行ってしまいました。
その後私達は無事に目的地に着きましたが、あの時に電車を降りていたらと思うと、今でもゾッとしてしまいます。
その老婆が駅で最初に私達に声を掛けて来た時の様子と、今回の占い師もどきの老婆の印象が重なってしまい、つい下らない昔話を書いてしまいまいた。<(_ _)>
Commented by mitatejapon at 2010-04-27 17:32
ぽんぽこりんさん。


こんばんは、ぽんぽこりんさん。

長い旅を続けておりますと本当に色々なことが周りで起こったり、何かしらの事件に巻き込まれてしまったりとありがちですよねえ ...。

これまでの経験から見ましても地図や時刻表などを片手にウロウロ、きょろきょろしておりますと、とくにヨ-ロッパでは怪しい輩に目をつけられがちで、様々な事件に巻き込まれてしまったというような話をほうぼうで見たり、聞いたりしております。

いまはいくらか事情が異なってきているとはいえ、やっぱり日本ではこうした事って普段滅多に起こることでもありませんのでどうしても油断してしまうのでしょう。

日本を旅しているときと、ヨ-ロッパを旅しているときとでは気疲れの度合いが全く異なります 。。。。
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