鎌倉権五郎景政は平安時代後期に活躍、現在の湘南地域一帯を領地として拓き、鎌倉武士の鑑とされた剛毅・勇壮な武将。
源義家が奥州を平定した後三年の役(1083〜1087年)に、初陣16歳で従軍した景政は、左眼を矢で射抜かれながらも屈することなく返す矢で敵陣の武将を討ち取る。矢が刺さったまま自陣に戻るも苦しむ景政。同僚の三浦為継が矢を抜こうと景政の顔に足を掛けると、「弓矢に当たって死するは武士の本望。なのに土足をもって面を踏むとは何事ぞ!」と、その非礼を刀を構えて叱咤した剛毅は歌舞伎「暫しばらく」にも謡われるなど、鎌倉武士の誇り。
片目神は御霊神(ごりょうしん)とも関連深く、神に仕える者を一般とは区別、異常でなければ神に仕えること出来なかった時代の痕跡や景政の逸話などから、除災招福・眼病平癒に御利益があるとされ鎌倉・御霊神社の祭神としても祀られている。
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