ベルギーと聞くと、まず何をイメージされますか?
私などは、直ぐに思い浮かべますのは、チョコレート、
ビール、フライドポテト、TinTin(タンタン)・・・・といった
ところでございますが。
ベルギーは、美術界に於いて数多くの巨匠を生んだ国
でもあります。
ベルギー王国が、世界に誇る美術展が、現在、上野で
開かれております。
本展は、ブリューゲル、ルーベンス、ヴァン・ダイクら
16,17世紀フランドルの巨匠たちに始まり、クノップフ、
アンソールら象徴派、さらにマグリット,デルボーらシュルレアリスト
など20世紀の作品まで、選りすぐりの109点を展望する
内容となっております。
今回とくに注目すべきは、現存の油彩作品が40点程しか
確認されていないピーテル・ブリューゲル(父)?の
[イカロスの墜落]が、日本初公開されていることです。
近年、作者をめぐって熱い論争が展開されているようです。
お見逃しなく。
国立西洋美術館
12月10日(日)まで