骨董商の必需品、それは .....
「 風呂敷 」です 。。。。。
あらかじめ おおよその目星は付けてあるけれど
ひとたび 仕入れの旅に出てしまうと、それこそ 何が出てくるのか
前持って 全く分からないところが、この稼業の面白いところ。
非常に脆いもの、嵩張るもの、各々の形がバラバラのもの、とても人には
見せられないもの .....と とにかくあらゆるものがあり、だいたい
そのようなものは、トランクやボストンバッグには入らなかったり、入れたくはない
ような代物ばかりだったりもするもの。
そのような時に 「 風呂敷 」を何枚か持っておりますと、大変重宝。
嵩張る 脆い和本などの類いは シンプルに お使い包み 。。。。。
ボトル状のものには 巻き包み 。。。。。
掛け軸類なども 少量でしたら こんな具合に 巻き包みで O.K 。。。。。
それぞれの長さの異なる 笛や尺八なども 少量でしたら 巻き包みで 大丈夫 。。。。。
手鞠てまりや、ボ-ル類などの球状のものでしたら、すいか包み 。。。。。
これらはあくまでも小さな品々を運ぶための一例でありまして、細い帯などを一緒に
使うことによりまして、より大きなものや重量のあるものなども包み、運ぶことが出来て
しまうのであります。
日本橋や青山の街中で、風呂敷を片手に、忙しそうに歩かれている 体格の良い方々を
お見掛けしましたら まず骨董関係の方々であるといっても間違いない筈ですよ。
「 風呂敷 」
日本が生んだ 究極の エコバッグでもありますよね。生地や柄も種類が豊富で
ありますし、バッグの中に忍ばせておいても全然邪魔にはなりません。
外国の方にもとっても評判が良いんですよ。
この素晴らしさ、是非 もう一度 見直してみませんか?
とにかく お薦め
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