古格溢れる鉄佛。
鉄は銅に比べ施工が困難、また鋳肌が銅より劣るので古くは行われなかったが、鎌倉・室町期に遺品がみられ、全国で90体ほどが確認。その内の90%までが中部地方以東の東日本に集中。
鉄仏が鎌倉時代に関東、尾張で流行したのは、刀に代表されるように一番堅い金属であった鉄に対する願いと共に、鉄仏の持つある種の荒々しさが、武家社会の好みに合い、東国の武将たちの鉄に対する一種の信仰に発するものと思われる。
古銅佛と比較すると圧倒的に目にすることの無い、希少な古格溢れる鉄佛。明日、大江戸骨董市にひっそり持っていこうと思います!
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