山茶花が 咲き始めました。
季節は ぐんぐんと 進んでいき 。。。。。。。
さてと もうすこし 旅を 続けましょうか。
川縁を 歩いておりますと・・・・・・・
こ~んなものを 発見 !!!
急流に 揉まれ 揉まれた 針金で ありましょうか?
それにしても 見事な 造形です。
落ちていた 木の実を 拾いましてと ......
ちょっとだけ 早いのですが.....
” クリスマス・リース ” の 出来上がり~ 。。。。。。
って、こんなこと している 場合じゃないんだ、先を 急がなきゃ ・・・・・・
冬への 備えも 着々と ・・・・・・・
夏場は 随分と お世話になりました ・・・・・・・
失礼して
ちょとだけ 抜け道を させて頂いてと ・・・・・・・
おっ、こんなところに ・・・・・・
旅路の 無事を 祈願 致しまして。。。。。。。
はあ~、もう 沢井まで 来ちゃった。
ずいぶんと 歩いたものなあ~~~。
欲しいけれど もう ポケットの中が 一杯に なっちゃったからな~ ・・・・・・・・・
おっ ......
ほお~ .....
どっこいしょっ と .....
折角だから ちょっとだけ 撞いて いこうっと。
天井の絵も 美しいなあ~ 。。。。。。
おっとっとっ、寄り道ばかりしていないで 先を 急がなきゃ・・・・・・・
そうなんです。今回の旅の目的は
こちらの美術館 を訪れることにありました。
ちょっとだけ調べたい事があったのと、こちらの櫛・かんざしの素晴らしいコレクションを
是非一度 この目にしたかったのであります 。。。。。。
看板も 実に ユニークで 。。。。。
そこでは 素晴らしい 出会いが 。。。。。。
木曽から お越しの
ふるかわや の 櫛職人 古畑益朗さん・きよ子さんご夫妻とお知り合い
になることが出来まして、櫛製作の 実演を 目にする機会に恵まれました。。。。。
言葉にするのも憚られる程の その素晴らしい技に.....
こちらの鹿の角で 櫛の表面を磨いていきますと
驚くほどの 光沢が出てくるんですよ。。。。。。
その手の動きに もう ただただ 眼は釘付け なのでありました。。。。。
ところで この下の 鋸の刃、なにで 出来ていると 思いますか?
時計の ぜんまいを 利用しているのだそうです。。。。。
う~ん、すごいなあ。 びっくり ......
古畑さんは お使いになる その道具のほとんどを ご自身で 誂えてしまいます。
そして それらの道具には 全く無駄が無く 全てが実に合理的であります。
使い込まれた道具類の、 そして 匠である 古畑さんの その手の、そして
その動作の 美しいこと 美しいこと 。。。。。
とっても堅いけれど ひと皮向きますと 木肌の大変美しい ツゲの木。
そして その確かな腕からは それはそれは見事な 製品が生み出されていきます。
mitate も ときどき 櫛や かんざし類を 扱いますが、こうして実際に製作される
過程を目に出来ましたことは、お客様にご紹介していくうえに 於きましても非常に
有意義なひとときでありました。
古畑さんには現在のところ、その技術を伝えていく後継者はいないとのことであります。
日本の伝統工芸の世界の、多くの分野で同じような問題を抱えているとのことであります
が、こんなにも素晴らしい技術が埋もれていってしまう事は本当に残念なことであります。
そんないま わたしたちに何が出来るのか? 何をするべきなのか?
そんなことを 考え続けている 毎日でも あります 。。。。。。。
ずいぶんと 長い旅行になってしまいましたが、お付き合い有難うございました。
おわり