四人の若者が、米国ノ-スカロライナ州のとあるダイナ-でカウンタ-席に
腰掛けた。黒人の大学生である。しかしそこは白人専用の椅子であった。
オ-ダ-したコ-ヒ-は出されず、罵声を浴びせられ、つばを吐きかけられた。
それでも四人はじっと堪え、大学のテキストを読み続けていた。
1960年代初めの出来事だった。
差別に果敢に挑んだ彼らの行動は、その後米国各地に拡がり、公民権運動の象徴
ともなった。奴隷制度廃止以降も無惨に虐げられ、命さえ奪われてきた不条理の歴史。
彼らの取った行動は、最初はほんの小さな抵抗だったのかもしれない。
だけど 小さな小石だって、水面に落ちれば だんだんと波紋を広げていくように
それは壮大な形となって、半世紀後には合衆国の姿さえ変えてしまった。
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http://fr.youtube.com/watch?v=5T3FXFnoTzE&feature=related
NINA SIMONE/"DON'T LET ME BE MISUNDERSTOOD" (1964)
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Young and old, rich and poor, Democrat and Republican, black, white, Hispanic, Asian, Native American, gay, straight, disabled and not disabled, Americans have sent a message to the world that we have never been just a collection of red states and blue states. We have been and always will be the United States of America. It’s been a long time coming, but tonight, because of what we did on this day, in this election, at this defining moment, change has come to America.
2008年11月5日.バラク.オバマ、大統領選勝利宣言より抜粋
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バラク.オバマのスピ-チも、ニ-ナ.シモンの囁きも
何度 聞いても、いつも心を揺さぶられる何かがそこにはある。
生きるということは、歴史を目撃し,記憶に残し続けていく
ということでもあるのだろう 。。。。。
※11/17.追記
上記の文中に リンクいたしました
NINA SIMONE/"DON'T LET ME BE MISUNDERSTOOD" (1964) のビデオは
現在 you tube では、視聴不可となってしまいました。しかし その歌声はほんとうに
心を震わせるものがあります。もしどこかで耳にされる機会がございましたら是非お聞きに
なられてみて下さい 。。。。。。